サイズ変化だけでなく、身体のためにも
マタニティ用の下着の着用が重要に

妊娠すると体形が大きく変化しますが、実際、サイズはどのくらい変わるのでしょうか。妊娠前から臨月までに、サイズは下記のように変化します。

■妊娠前から臨月までのサイズの変化

ブラジャーのサイズでいうと、2カップ1アンダーも大きくなるのです。

妊娠中、約10カ月かけて徐々に大きくなっていくので、その変化に合わせて下着もマタニティ用のものに切り替えることが必要になりますが、マタニティ用の下着に切り替えることは、サイズ変化だけでなく、身体のためにもとても重要です。

一般的なブラジャーやブラインナーの使用を続けていると、乳腺が押さえつけられ、産後、母乳が出にくくなることも考えられます。また、妊娠すると子宮が血管を圧迫し、血液の循環が悪くなり、冷えやすくなるため、一般的なショーツではお腹を十分に包み込めず、冷えてしまうこともあるのです。

下記のポイントを参考に、妊娠中は、ママにも生まれてくる赤ちゃんにもやさしいマタニティ用の下着を使用しましょう。

■マタニティ用ブラジャーのポイント

①大きく変化するバストに対応できるもの。
②乳腺の発育を妨げないもの。
③授乳用ブラジャーとして着用できるもの。
④妊娠・出産によって重量を増すバストを支えられる肩紐のもの。

■マタニティ用ショーツのポイント

①お腹をすっぽり覆って締め付けないもの。
②産後のおなかにもやさしくフィットするもの。
③おりものの色の変化をチェックできるもの。